★★★★パワープレイ★★★★
 
10   [FMOITAからの一押し ]======================

ラバーキャロッツ

           
アーティスト:ラバーキャロッツ
タイトル「想像もつかない僕らの日々」
  (9月29日リリースのセカンドシングル)
ラバーキャロッツはTAMA(タマチャン:ヴォーカル・ギター)と
GURI(グリ:ベース・コーラス)の二人からなるユニット。
1998年、駅前でストリートライブをしていたTAMAとGURIが偶然
出逢います。お互いバンドを組んでいなかった二人は、
「一緒にバンドを組もう」と意気投合し、活動をスタートさせます。
メンバーの入れ替えもありながら、吉祥寺、高円寺、下北沢などで
ライブ活動を続けます。
2002年にTAMAとGURIの二人だけが残り、
現在の「ラバーキャロッツ」となります。
以前、ジャズバーでバイトをしていたTAMAはジャズの魅力にとりつかれ、
その影響はGURIにも伝わります。
さらにソウルやファンク等の要素を彼らなりの感覚で取り込んだ
サウンドを追及し始めることになりました。
ジャズをひとつのフィルターとしてそこに様々な雰囲気の
サウンドを詰め込み自由に音楽を表現しようとする彼らです。
今回ご紹介のシングル「想像もつかない僕らの日々」は、彼らの目指す
「おしゃれミュージック」というテーマ通り、
センスアップされたサウンドと伸びやかなTAMAのヴォーカル
が心地よいナンバーです。
かつての「渋谷系」を彷彿させるサウンドは、
今時代が求めている”音”なのかも知れません。





Ana Johnsson(アナ・ジョンソン)
アーティスト:Ana Johnsson(アナ・ジョンソン)
タイトル:「Coz I Can」(コーズ・アイ・キャン)
  (10月6日リリースのニューアルバム「The Way I Am」より先行シングル)

スウェーデンにある人口1万三千人の小さな町、
スンニで生まれたアナは、高校2年から3年にかけてアメリカ留学します。
そこで13歳からやっていたスノーボードの腕を認められ、
プロとしての活動をスタートします。
高校卒業後、進路を迷っていたアナは、レコード店で働き始めます。
この経験が彼女を音楽の道に進む転機となります。
初めて受けたスウェーデンの「ポップスターズ」という
テレビ番組のオーディションに合格し、5人組ガール・グループの
リード・ヴォーカリストとしてデビューし、瞬く間にブレイクを果たします。
潔くグループを脱退した彼女は、レコード契約のあてもなく、
ギター片手にソングライティングをはじめます。
更に転機が訪れ無名のアナが一躍注目を浴びたのは
「スパイダーマン2」のテーマソングへの大抜擢がきっかけでした。
別の人気アーティストの曲が有力候補に挙がっていたところが、
会議で流れた「ウィ・アー」に全員が心打たれ、
満場一致でリード・トラックに決定しました。
その「ウィ・アー」も含むファーストアルバムが10月日本でリリースされます。
今回ご紹介のナンバー「コーズ・アイ・キャン」は、
アヴリルやエヴァネッセンスといった現在のガールズ・ロック
の王道を行くサウンドながら、強いメッセージ性も感じれられる
ロック・ナンバーです。