★★★★パワープレイ★★★★
 
6月 [ FMOITAからの一押し ]======================

▼SUEMITSU & THE SUEMITH▲
(スエミツ・アンド・ザ・スエミス)


   

SUEMITSU & THE SUEMITH
(スエミツ・アンド・ザ・スエミス)
曲名 :Sherbet Snow and the Airplane
(6月14日リリース)
名古屋の音楽大学でピアノを専攻、現在も年に一度、
パリにピアノのレッスンにかようスエミツ・アンド・ザ・スエミスですが、
彼のデビューシングル「シャーベット・スノウ・アンド・ザ・エアプレイン」では、
イントロから響くピアノ連打に、クラシックを想像していると
のけぞってしまいます!

「ピアノは打楽器」として活かしきる、彼のような柔軟な発想は
キャッチフレーズの「グラインド・ピアノ・ロック」という言葉に
尽きるかもしれません。
100年、200年前の音楽から学ぶクラシックが身近にありながら、
自分の音楽を表現できる彼の才能は虹を見上げた時のような
鮮やかな輝きを持っています。

イントロが始まる前に彼が叫ぶ「FREE ME NOW」。
この言葉が、このニューカマーの全てを表現しているような気がします。
疾走感あふれる6月のFM大分パワープレイです。



▼MATISYAHU
(マティスヤフ)


    


アーティスト名:MATISYAHU (マティスヤフ)
曲名:King without a crown(キング・ウィズアウト・ア・クラウン)
(デビューアルバム『ユース』から。6/7リリース予定。)
ボブ・マーリィ没後25周年忌にあたる今年、
デビューアルバム『ユース』をリリースする、マティスヤフ。
本名は、マシュー・ミラー。
マティスヤフは、マシューのヘブライ語読みから。
ペンシルヴァニア州ウェスト・チェスター出身の26歳。
見事なあごひげがまず目に飛び込んできます。
どんなサウンドを聞かせてくれるのかと思いきや、実はレゲエサウンド♪

アルバムリリースを今年に・・と考えたのも納得がいきます。
現在はNYを拠点に活動を行っていますが、
敬虔なユダヤ教徒の彼は、安息日はライブを行わないそうです。
ユダヤ教徒である両親の元育ち、
ボブ・マーリィなどレゲエミュージックに魅せられ、
ドレッドヘアになったこともあるのだとか。

個人的には、燦燦と輝く太陽の下で、ラスタカラーに
身を包んだ陽気な人達がそれぞれのリズムで歌って
踊って楽しんでいるのが、レゲエのイメージ。
でもマティスヤフのレゲエサウンドは、サンセットからがオススメ。
涼しげな風を感じながらゆったりと聴いてみたい。

ジャマイカ以外の国の中でも日本はイギリスなどと並んで
レゲエ・マーケットが特に大きい国のひとつだといわれています。
日本でのレゲエ人気もさることながら、大分での人気は如何に?