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| アーティスト名:suzumoku(スズモク) |
曲名 :「如月」
リリース日 :10月3日リリースのアルバム「コンセント」から |
なにげない会話の中で「リアルだね」って使いませんか?
正直すぎたり、言わなくてもいい本音だったり。
わざわざこんな言葉が飛び交うのは、もしかしたら今の時代、
感情や心情をうまくごまかしていることが、なんだかコツなのかも。
今月のパワープレイ、suzumoku(スズモク)の「如月」を聞きながら、
そんなことを考えました。
歌詞に起承転結を求めるとすれば、「如月」のそれは、「承」ばかり。
シンプルなギターのメロディーにのせて歌われる主人公の1日は、
空を見上げて思いをめぐらしながらも、答えを見つけることができません。
「せつない」とか、「物悲しい」とか、そんな言葉は当てはまらず、
その物語は「リアル」。
スズモク自身が、地元静岡での体験を語っているのでしょうか。
「オルタナティヴ(もうひとつの、と訳しましょうか)・フォーク」というカテゴライズですが、
歌詞の中に、彼のような若い世代の想いを知るような気がしました。
「如月」、10月のFM大分からお送りします。
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▼アーティスト名:db Clifford▲
(ディービー クリフォード) |
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| アーティスト名:db Clifford (ディービー クリフォード) |
曲名:Don't Wanna (ドント・ワナ)
(9/26にリリースされる日本デビューアルバム「リサイクラブル」から。) |
このサウンドに私なりのキャッチコピーをつけるならば、こんな感じ。
「秋は、dbと歩こう!そう、空を見上げて。」
輸入盤でのキャッチコピーは「ひとりマルーン5」。
なぜなら、歌、ソングライティングから全パートの演奏、アレンジ、プロデュースまで、
そのすべてを1人でこなす、マルチなシンガー・ソング・ライターだからです。
フランス生まれイギリス育ち。現在はカナダ在住の28歳のdb クリフォード。
5歳の頃、ピアノでオペラ「カルメン」を完璧に弾きこなして「神童」と呼ばれました。
曲づくりに没頭したのは、母親の死がきっかけ。
自分の人生において何が大切かを見つめ直したら、
導き出された答えは「音楽こそが自分を表現するすべて」だと。
9月26日にリリースされる日本デビューアルバム「リサイクラブル」には、
「人種的平等」という深いテーマから、
「強烈な失恋」や「初恋」というプライベートな経験からの歌詞もあります。
ジャミロクワイやスティーヴィー・ワンダー、スティーリーダンなどに影響を受けたという、
サウンドセンスが光る文句なしの心地良い1枚。
「何度聴いても色褪せない、時代を超えたアルバムになってもらいたい」との
想いを込めて作られたそうです。
ラジオの向こうから聞こえてくるドラムとピアノの音色が
次第にこちらへ。
そんなイントロにワクワクしたパワープレイナンバーとともに、
秋は、dbと歩こう!そう、空を見上げて! |
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