10月の邦楽パーキーチューンは、「SHOWLEE」の「Door」です。
今年3月シングル「やっとみつけたら」でデビューを飾った「SHOWLEE」。
自ら作詞、作曲、アレンジまでをこなします。
アルバイトをしながら音楽を作っていた彼女は、自宅の部屋でコンピューターを使い、
様々なタイプの曲作りに没頭していました。
試行錯誤を続けていくうちに、徐々に好きなメロディーなどがわかり始め、
ライブ・ハウスのステージに立ち、歌ったところ、そこにプロデューサーが来ていて、
彼女のソウルフルな歌声に魅了され、彼がデモ・テープ作りに協力。
およそ1年かけてデビュー作「やっとみつけたら」を完成させたのでした。
今回のパーキーチューン「Door」は、現在彼女が4ヶ月連続CDをリリースしている第2弾となります。
この作品も、作詞、作曲はもちろん、ヴォーカル・アレンジも自らおこなっています。
人が別れるときは、特別合理的な理由もなく、好きと嫌いの間に目に見える境目なんかないのに、ある瞬間、自分の中に何かが壊れてすべてを終わらせたりする。
その瞬間の悲しみのパワーや衝撃の大きさに物凄い力を感じ、その瞬間を描いた別れの歌が「Door」。
彼女のソウルフルなヴォーカルと、美しいコーラスが融合した今作は、一度聞いたら耳から離れない、そんな作品です。
「SHOWLEE」の「Door」、今月一押しの作品です。
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